夏になると、暑さのために汗をかきやすくなり、体内の水分が失われやすくなります。この水分不足が痛風の発症に関係しています。
尿酸値と水分不足の関係
暑い梅雨や夏は、汗をかくことで体内の水分が不足します。水分が減ると尿の量も減り、尿酸が排出されにくくなります。その結果、血液中の尿酸濃度が上がり、痛風のリスクが高まります。
プリン体と飲食の影響
夏はビールなどのアルコールを飲む機会が増えることもあり、これが痛風の一因となります。ビールにはプリン体が含まれており、体内で尿酸に変わります。さらに、レバーや魚介類などプリン体を多く含む食品を摂取することも、尿酸値の上昇を引き起こします。
予防方法
痛風を予防するためには、以下のポイントに気を付けることが大切です。
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十分な水分補給:特に夏場はこまめに水分を摂ることで、尿酸の排出を促します。
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プリン体の摂取を控える:ビールやレバー、魚介類などプリン体を多く含む食品を控えるようにしましょう。
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バランスの取れた食事:野菜や果物を積極的に摂り、バランスの良い食事を心がけましょう。
まとめ
夏は痛風のリスクが高まる季節ですが、適切な予防策を意識して行なうことで、健康的に過ごすことができます。日常的な水分補給や食生活の見直しを心がけ、痛風の予防策を取り入れて、夏を健康的に過ごしましょう。痛みを感じた際は、我慢せず早めに医療機関の専門家にご相談することをおすすめします。
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