「登山やハイキングの後、下り坂で膝が痛くなった」
「アウトドアを楽しんだ翌日、階段の上り下りがつらい」──
それは、単なる筋肉痛ではなく、膝関節のダメージサインかもしれません。
特に40〜50代の方は、軟骨のすり減りや筋力低下の影響で、膝にかかる負担が年々大きくなっている傾向にあります。
早めに整形外科を受診することで、進行を防ぎ、今後も安心してアクティブな生活を続けるサポートが可能です。
登山やハイキングのような「膝への反復的な負担」がかかる運動は、次のような理由で痛みにつながる可能性があります。
■ アウトドア後に膝が痛む主な原因
- 関節の軟骨がすり減る「変形性膝関節症」の初期症状
- 膝周囲の筋肉(大腿四頭筋など)の疲労・筋力不足
- 関節内の炎症(滑膜炎)や水がたまる(関節水腫)
- 半月板の損傷や使いすぎによる微細な損傷
- 下り坂や長時間の歩行による膝への衝撃
膝の痛みを放置すると、変形の進行・日常生活への支障・将来的な手術リスクにもつながります。
■ このような症状がある方は、早めの受診を
- 下り坂や階段で膝が「ズキッ」と痛む
- 膝の内側に違和感・圧痛がある
- 歩くと膝がこわばる/動き始めに痛む
- 登山後に膝が腫れたり、水がたまったことがある
- 最近、膝をかばって歩くクセがついてきた
■ 整形外科での具体的な治療方法
整形外科では、膝の痛みの原因をしっかりと見極めた上で、段階に応じた治療とケアを行っています。
主な診察・施術内容:
- 問診と触診、関節の動きや腫れのチェック
- レントゲンやエコーによる関節構造の確認
- 必要に応じてMRI検査や血液検査(炎症やリウマチの鑑別)
- 消炎鎮痛薬・湿布・ヒアルロン酸注射などの保存療法
- 関節の動きや筋力を改善する運動療法・理学療法士による個別リハビリ
- 骨密度測定による骨粗しょう症の確認と予防的アプローチ
特に40〜50代の方は、変形性関節症や骨密度低下が始まる年代。
痛みの背景にある身体機能の変化も、整形外科で総合的にチェック可能です。
【登山やハイキングの後に膝が痛む…】それ、年齢サインかも?内側の痛みに要注意
膝の痛みは、「いつもの疲れ」と思いがちですが、変形性膝関節症などの初期サインかもしれません。
違和感のあるうちに相談すれば、進行を防ぎ、注射や手術を避ける可能性も高まります。
アクティブな趣味を長く続けるためにも、膝のケアは“痛みが軽いうち”がチャンスです。
■ ご予約・ご相談はこちらから
「登山のあとから膝が痛む」
「階段や下り坂が不安になってきた」
──そんなときは、我慢せず整形外科にご相談ください。
違和感や不安を感じたら、早めの受診をおすすめします。お待たせしないために、事前予約をご利用ください。