「最近、足の裏が冷たくて痛む」
「クッションのある靴でも、足底に違和感が残る」──
それは、凹足（ハイアーチ）による足底への集中負荷と、寒さによる神経・筋膜への刺激が重なっている可能性があります。
特に冬場は、足部の血流が低下しやすく、筋肉や靭帯が硬くなるため、足底の痛みや神経過敏が起こりやすくなります。
整形外科では、足の構造評価・インソール療法・ストレッチ指導・物理療法などを通じて、凹足に伴う足底痛の緩和と再発予防をサポートしています。
■ 凹足（ハイアーチ）とは？
- 土踏まずが高く、足の接地面積が狭くなっている足のタイプ
- クッション性が低く、かかとや前足部に圧力が集中しやすい
- 足底筋膜や足底神経への繰り返しの負担が、痛みやしびれの原因となる
■ なぜ寒さで痛みが悪化する？
- 冷えにより足の筋肉・腱膜が硬直し、柔軟性が低下
- 足底神経が過敏になり、少しの刺激でピリピリとした痛みを感じやすくなる
- 冬靴の形状や靴下の重ね履きにより、さらに圧迫・刺激が増す
- 血流が落ちることで、足裏の炎症や回復が遅れる
■ こんな症状がある方は要注意
- 朝起きて一歩目がズキッと痛む（足底腱膜炎に似た症状）
- 足裏が冷たく、感覚が鈍い／逆にピリピリとしびれる
- 立ち仕事や長時間の歩行後に、かかとや足指のつけ根がズキズキ
- クッションのある靴でも痛みが変わらない／疲れが残る
■ 整形外科での主な対応
【評価】
- 足底のアーチ高・アライメント評価、視診・触診による疼痛部位の確認
- 必要に応じて足部のX線・足底圧検査・神経伝導検査を実施
【保存療法】
- 痛みが強い時期には、消炎鎮痛薬や外用薬、温熱療法で血流促進と筋緊張の緩和
- 凹足に特有の負担を分散するカスタムインソールの処方・調整
【リハビリ・ストレッチ指導】
- 足底筋膜やふくらはぎの柔軟性を高めるストレッチ
- 歩行時のバランス指導や足の使い方の見直し
- 必要に応じて足趾の筋力強化・バランストレーニング
【装具療法・靴の見直し】
- 圧力を分散する靴底クッションやアーチサポートパッド
- 靴選びのアドバイス：足幅・ソール形状・素材に注意
【足裏がチクチク・ピリピリ…】寒い季節に悪化する足底痛｜凹足（ハイアーチ）の方は特に要注意
凹足の足は、冬になると痛みや神経症状が強く出やすくなります。
放置すれば、足底腱膜炎やモートン病、足根管症候群など他の障害にも波及することがあります。
「いつもの靴なのに痛い」「足裏が冷たくてつらい」──
そんなときは、整形外科で足の構造と神経・血流の状態をしっかりチェックして、
寒い季節に合わせた足元のケアを始めましょう。
■ ご予約・ご相談はこちらから
「足裏がジンジン痛む」「朝の一歩目がつらい」──
その痛み、凹足（ハイアーチ）に由来する足底トラブルかもしれません。
■ 整形外科では、足の形や歩き方を評価し、オーダーメイドのインソール・ストレッチ・物理療法などで改善を図ります。
■ 冷え込みが強まる前に、痛みを予防するケアを始めませんか？
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違和感や不安を感じたら、早めの受診をおすすめします。お待たせしないために、事前予約をご利用ください。