【冷えとともに増える関節のこわばり】冬に向けて気をつけたい「骨粗鬆症」のリスクと整形外科での予防策

季節性の症状 ~ 秋 ~

「朝起きたときに関節がこわばる」
「寒くなると動き出しがぎこちない」──
それは単なる冷えではなく、骨粗鬆症による関節・骨の変化が進行しているサインかもしれません。

特に女性は、更年期以降のホルモンバランスの変化により、骨密度が急激に低下しやすくなります。
さらに秋〜冬の気温低下・日照不足・運動量の減少が重なることで、骨粗鬆症リスクが高まる季節でもあります。

整形外科では、骨密度測定や血液検査による評価、薬物療法・運動療法・食事指導などを通じた予防と進行抑制が可能です。

■ なぜ冷えると関節がこわばるのか?

  • 気温が下がると筋肉や関節の血流が減少し、柔軟性が低下
  • 筋肉・腱の収縮性が下がり、動き出しが重くなる・関節に違和感が出る
  • 関節を守る骨・軟骨が弱っていると、小さな刺激でも違和感を感じやすくなる

■ 骨粗鬆症との関連性

  • 骨粗鬆症は、骨密度が低下し、骨がスカスカ・もろくなる病気
  • 症状が出にくいまま進行し、背骨の圧迫骨折・大腿骨骨折などが突然起こることも
  • 気温が下がると、運動不足や転倒リスクも重なりやすくなる

■ 以下のような症状・状況があれば要注意

  • 寒くなると肩・手指・腰がこわばる/動かしづらい
  • 身長が縮んできた気がする/背中が丸くなってきた
  • 軽い動作(くしゃみ・荷物を持ち上げたとき)で背中や腰に痛みが出る
  • 50歳以上、または閉経後の女性で運動習慣が少ない
  • 骨折経験や骨粗鬆症の家族歴がある

■ 整形外科での主な対応

  • 骨密度検査(DXA法)による正確な骨評価
  • 血液検査で骨代謝マーカーやビタミンD濃度の確認
  • 【保存療法】
    • 骨を強くする内服薬・注射薬による治療(ビスホスホネート製剤、PTHなど)
    • 食事・生活指導(カルシウム・ビタミンD・運動量の見直し
    • 転倒予防・筋力トレーニング指導(ロコモ対策)

【冷えとともに増える関節のこわばり】冬に向けて気をつけたい「骨粗鬆症」のリスク

関節のこわばりや動かしにくさは、ただの冷えでは済まされない場合があります。
骨粗鬆症の早期サインを見逃さず、秋冬に入る前に骨の状態をしっかりチェックしておきましょう。

整形外科では、骨の健康を守るための検査・治療・指導をトータルで行っています。

■ ご予約・ご相談はこちらから

「最近、朝の関節がこわばるようになった」
「骨粗鬆症が気になるけど、何から始めたらいいか分からない」──
そんな時は、整形外科での骨密度チェックが第一歩です。

当院では、骨の状態を丁寧に測定し、薬物療法・運動・食事面から予防と改善をサポートしています。
冬の転倒・骨折リスクを防ぐためにも、今から骨のケアを始めましょう。

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