「通勤で毎日1万歩以上歩いている」
「帰宅時には足がパンパンに疲れている」──
その足裏のだるさや違和感、足のアーチ構造が崩れてきているサインかもしれません。
足には縦と横のアーチがあり、地面からの衝撃を吸収したり、姿勢を保つ重要な役割を担っています。
長時間の歩行や立ちっぱなしが続くと、足底の筋肉や靭帯が疲労し、アーチが徐々に落ち込むことでさまざまなトラブルの原因になります。
整形外科では、アーチの状態をチェックし、インソールやリハビリ指導で症状の緩和と予防が可能です。
■ 足部アーチとは?
- 縦アーチ(かかとから足の指の付け根)
- 横アーチ(足の指の付け根を横断するアーチ)
これらがクッションの役割を果たし、歩行時の衝撃を吸収・分散しています。 - アーチが崩れると:
- 土踏まずがなくなる(扁平足)
- 足の横幅が広がる(開帳足)
- 歩行時の衝撃が直接膝や腰へ波及しやすくなる
■ こんな症状があればアーチ低下の可能性
- 足裏やかかと、土踏まずがだるい・痛む・張る
- 靴の中で足が動きやすく、靴擦れが増えた
- 夕方になると足が重く感じる/むくみやすい
- 靴底の内側ばかりすり減る/歩き方が安定しない
- つま先立ちをすると、ふらついたり足がつることがある
■ アーチが崩れる原因
- 通勤・通学での長時間歩行や立ちっぱなし
- 足に合わない靴(クッション性のない革靴やパンプスなど)
- 運動不足・加齢による筋力低下
- 急な体重増加や生活習慣の変化
■整形外科での主な対応
- 足底圧分布検査やX線でアーチ構造の崩れを確認
- 【保存療法】
- 足部アーチを支えるインソールの処方(既製・オーダー)
- ふくらはぎ・足裏筋群のストレッチと筋力トレーニング
- 靴選び・歩き方指導(ヒール高・足囲・インソールの重要性)
- 症状が進行している場合は装具療法・リハビリ指導も併用
【足裏の疲れやだるさ、感じていませんか?】長時間の通勤・通学で崩れる“足部アーチ”とその影響
足のアーチは「体を支える土台」であり、崩れることで膝や腰など全身のトラブルにもつながる重要な構造です。
毎日の通勤・通学のように「日常の中での負荷」が積み重なっている場合、早めに状態を確認し、アーチを守るケアを始めることが肝心です。
■ ご予約・ご相談はこちらから
「最近、足裏や土踏まずがだるく感じる」
「歩き続けると足が痛い/姿勢が崩れてきた気がする」──
それは足部アーチの低下が始まっているサインかもしれません。
■ 整形外科では、足の構造を評価し、アーチを保つためのインソール療法や歩き方・筋力改善をサポートします。
■ 毎日の負担を放置せず、今から予防とケアを始めましょう。