中高年者に多いアキレス腱断裂

健康づくり・予防医療

アキレス腱は、ふくらはぎの腓腹筋(ひふくきん)とヒラメ筋をかかとの骨に付ける腱です。この腱は、歩行やダッシュ、ジャンプなどの動作で重要な役割を果たす、人体で最も強く太い腱です。名前の由来は、ギリシャ神話の英雄アキレウスから来ています。

アキレス腱断裂の原因

アキレス腱断裂は、30代から50代の中高年がスポーツをしている最中に多く発生します。特に急なダッシュやジャンプ、強い負荷がかかる運動が原因となりやすいです。また、普段運動不足の方が突然激しい運動をすることでも断裂のリスクが高まります。

症状と診断方法

アキレス腱が断裂すると、突然の鋭い痛みと共に「バチッ」と音がすることがあります。痛みの後、足を動かすのが難しくなり、立ち上がるのも困難になります。診断には、専門医による触診や超音波検査、MRIなどが用いられます。

治療方法

アキレス腱断裂の治療方法は、大きく分けて手術と保存療法の二つがあります。手術では、切れた腱を縫い合わせます。一方、保存療法では、ギプスやブーツを使用して自然治癒を促します。どちらの方法もリハビリが必要で、完全な回復には数ヶ月かかることがあります。

まとめ

アキレス腱断裂は、突然の痛みと不便を引き起こす厄介な症状です。しかし、日頃からのケアや予防策をしっかりと行うことで、そのリスクを大幅に減らすことができます。スポーツを楽しむ皆さんは、ぜひこの記事を参考にして、安全にアクティビティを楽しんでくださいね。

身体に異変を感じたら、早めに医療機関に相談することをお勧めします。当クリニックでは、専門的な診断と治療を提供していますので、お気軽にご相談ください。

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