「暑い日に腰をひねったら、動けないほどの激痛が…」
「夏はぎっくり腰が増えるって本当?」──
実は、夏の水分不足と筋肉疲労の蓄積によって、ぎっくり腰(急性腰痛症)は一年の中でも起こりやすくなる傾向があります。
暑さで体のだるさを感じていても、腰にかかる負荷は意外と大きいもの。
整形外科では、画像検査による正確な評価と、再発予防につながるリハビリ・生活指導が受けられます。
■ なぜ夏にぎっくり腰が増えるのか?
- 水分不足により、筋肉や椎間板の柔軟性が低下
- 暑さによる睡眠の質低下・疲労の蓄積で筋肉が回復しきらない
- クーラーによる腰回りの冷えで血流が悪化
- 急な運動・重いものを持つ・くしゃみなど、ちょっとした動作が引き金になることも
■ 特に注意が必要な人
- 日中あまり水を飲まない
- 重い荷物の持ち運びや草むしり、家事で腰を使う
- ぎっくり腰の既往がある
- 冷房が強く、下半身が冷えている
■ ぎっくり腰の典型的な症状
- 突然「ギクッ」と痛みが走り、動けなくなるほどの激痛
- 腰に力が入らず、立ち上がる・寝返るのが困難
- 寝ている・座っている姿勢でもズキズキした違和感
- 痛みで歩行や日常動作が制限される
- 腰をかばって、首や肩・膝まで痛みが広がることも
■ 整形外科での主な対応
- レントゲン・MRIで腰椎や神経の状態をチェック
- 急性期はアイシング・内服薬・コルセットによる安静管理
- 痛みが落ち着いたら、再発防止のためのストレッチ・筋トレ
- 姿勢改善・腰に負担のかからない動作指導
- 仕事や家庭での動作制限のアドバイスも実施
【夏に多い突然の腰痛…】それ、“水分不足×筋疲労”によるぎっくり腰かも?
「ちょっと無理しただけ」でぎっくり腰になる背景には、暑さ・脱水・疲労の影響による筋肉の硬直と血流不足があります。
夏場のぎっくり腰は、ただの偶然ではなく、日常の積み重ねによる“リスクの高まり”です。
痛みが出たらまずは安静に、早めに整形外科で評価とケアを受けることが再発予防につながります。
■ ご予約・ご相談はこちらから
「夏になると腰を痛めやすい…」
「ぎっくり腰を繰り返して不安」──
それは水分不足と筋疲労による、身体の“警告サイン”かもしれません。
■ 整形外科では、急性期のケアはもちろん、腰に負担をかけない体づくりをサポートする運動療法や生活指導も行っています。
■ 今の痛みを和らげ、これからの再発を防ぐために、ぜひ一度ご相談ください。