【骨がもろくなる原因は“日光不足”?】骨粗鬆症とビタミンD・紫外線の深い関係とは|整形外科での予防と検査のすすめ

季節性の症状 ~ 夏 ~

「食事に気をつけているのに骨密度が低いと言われた」
「外出を控えてから、骨が弱くなってきた気がする」──
それは紫外線を浴びる機会が減り、“ビタミンD不足”が進んでいるサインかもしれません。

骨粗鬆症は、加齢や女性ホルモンの低下だけでなく、ビタミンD不足によるカルシウム吸収力の低下も大きく関係します。
整形外科では、骨密度検査に加え、血中ビタミンD濃度の測定・内服指導・生活習慣のアドバイスも実施しています。

■ ビタミンDの役割とは?

  • ビタミンDは腸からのカルシウム吸収を助ける脂溶性ビタミン
  • 骨の形成を促し、骨密度の維持に不可欠な栄養素
  • 体内での合成には紫外線(UV-B)を浴びることが必要

■ なぜ現代人は不足しやすい?

  • 屋内生活が多く、日光を浴びる時間が圧倒的に少ない
  • 日焼け止めや帽子で紫外線カットしすぎる習慣
  • 高齢者では皮膚の合成能力が低下/腸での吸収力も減退
  • 食事から摂取できる量はごくわずか(例:鮭・きのこ類)

■ こんな症状・状況がある方は要注意

  • 骨密度検査で若い頃より数値が低下している
  • 日中の外出が少なく、1日10分以上日光に当たっていない
  • 最近、背中が丸くなった/身長が縮んだ気がする
  • 骨折の既往がある/ちょっとした転倒が不安
  • 筋力が落ちてきて歩くのが怖くなっている

■ 整形外科での主な対応

  • 骨密度測定(DXA法)で骨の強さを数値化
  • 必要に応じて血液検査でビタミンD濃度(25(OH)D)を測定
  • 不足している場合はサプリメントや薬剤で補給
  • 日光浴の適切な方法・食事指導・運動療法の提案
  • 骨折リスクが高い場合は骨吸収抑制剤などの投薬治療も併用

【骨がもろくなる原因は“日光不足”?】骨粗鬆症とビタミンD・紫外線の深い関係とは

骨粗鬆症は「年齢のせい」と思われがちですが、
日々の生活習慣、特に“紫外線”と“ビタミンD”の不足が進行に深く関わっています。

外出を控える現代だからこそ、骨の健康を守るには医療機関での定期的なチェックと栄養管理が不可欠。
骨折予防の第一歩は、「自分の骨の状態を知ること」から始まります。

■ ご予約・ご相談はこちらから

「骨密度が気になっている」
「ビタミンDが不足しているかも…」──
そんな方は、整形外科での骨粗鬆症チェックをおすすめします。

当院では、骨密度測定に加え、ビタミンDの血中濃度評価や生活改善のアドバイスも行っています。
将来の骨折予防のために、今からできることを一緒に始めましょう。

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