「部活や外遊びの後にかかとを痛がる」
「夏休みに入り運動量が増えたら、歩くのもつらそう」──
その症状、成長期の子どもに多い「シーバー病(踵骨骨端症)」の可能性があります。
特に小学校高学年~中学生のスポーツをするお子さまに多く、夏休みの急な運動量増加や靴の影響で発症しやすい疾患です。
整形外科では、成長痛との見極めと、運動の調整・リハビリ・装具によるケアが可能です。
■ シーバー病(踵骨骨端症)とは?
- 成長期の踵の骨(踵骨)の端に負担がかかり、炎症が起こる疾患です。
- 踵の骨がまだ未熟な時期に、繰り返しのジャンプ・ランニングなどで刺激を受けて起こります。
- 10歳前後の男の子に多く見られますが、女の子にも発症します。
■ 夏休みに増える理由
- 急な運動量の増加(部活・スポ少・遊び)
- 足に合わないスニーカーやサンダルの長時間使用
- 踵に負担をかけやすい地面(コンクリートなど)での活動
- 成長スパートによる骨と筋肉のアンバランス
■ このような症状があるお子さまは要注意
- 「かかとが痛い」「足を引きずる」と言う
- 歩くときにつま先歩きになる・踵を着けたがらない
- 運動後に痛みが強まり、朝より夕方がつらい
- 痛む側の靴の踵のすり減りが早い
- 両足のかかとを押すと痛がる/片方だけ痛むこともある
■ 整形外科での対応内容
- 問診と触診・必要に応じてレントゲン検査
- 踵部の炎症の有無、アーチ構造の崩れの確認
- 運動制限の目安提示とアイシング・消炎処置
- インソールやヒールパッドなど足底装具の提案
- ストレッチやアーチ保持のリハビリ指導
【夏休みに踵が痛いと言い出した…】成長期の子どもに多い“シーバー病”かもしれません
「そのうち治る」と思って放っておくと、痛みをかばって歩行が乱れ、膝や腰にまで影響が出るケースもあります。
夏休み中の今だからこそ、早めのケアで痛みを軽減し、無理なく運動を続けられる体を整えることが大切です。
■ ご予約・ご相談はこちらから
「うちの子、最近かかとが痛いと言っている」
「夏休みに入って運動後の痛みが増している」──
それはシーバー病(踵骨骨端症)のサインかもしれません。
■ 整形外科では、成長期特有の足のトラブルを診断し、運動調整・装具・リハビリで症状の改善と再発予防を行います。
■ 「ちょっとした痛み」にこそ早めの対応を。まずはお気軽にご相談ください。