「腰が痛いだけでなく、お尻から足先までズーンとしびれる」
「季節の変わり目に症状がぶり返す」──
それは坐骨神経痛や慢性的な腰痛の悪化かもしれません。
特に寒暖差が大きくなる春・秋などの季節の変わり目は、
筋肉のこわばりや血流の低下、神経の過敏化が起こりやすく、腰痛や神経痛が悪化しやすい時期です。
整形外科では、腰や神経の状態を正確に評価したうえで、薬物療法・ブロック注射・リハビリ・生活指導など、状態に合わせた多角的な治療が可能です。
■ 坐骨神経痛とは?
- 腰から足先まで伸びる坐骨神経が圧迫・刺激されることで起こる症状
- 腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、梨状筋症候群などが主な原因
- お尻〜太もも・ふくらはぎ・足先にかけての痛み・しびれ・だるさが特徴
■ 季節の変わり目に悪化しやすい理由
- 気温差で筋肉や靱帯がこわばり、神経への圧迫が強まる
- 低気圧や湿度の変化により、自律神経の乱れや血流低下が起こる
- 冷えにより、神経や筋肉の過敏化→痛みの増幅
■ こんな症状がある方は要注意
- 長時間立っていたり、歩いたあとに脚のしびれが強くなる
- 腰の痛みとともに、片脚だけに痛み・違和感が出る
- 椅子に長く座ったあと、立ち上がるとピリピリする
- 朝起きたときや気温の低い日に、腰が重だるくなる
- 湿気が多い日や気圧が低いと、神経痛が強まる
■ 整形外科での主な対応
- 腰椎レントゲン・MRI検査による原因の特定
- 【保存療法】
- 消炎鎮痛薬・神経障害性疼痛薬の内服治療
- トリガーポイント注射・神経ブロックによる疼痛緩和
- 腰部〜下肢のストレッチ・筋力強化のリハビリ指導
- 姿勢改善・歩き方・腰への負担軽減の生活指導
- 【進行例】
- 強い神経障害がある場合は、手術による神経の圧迫除去も選択肢に
【腰が重だるい・脚がしびれる…】季節の変わり目で悪化する「腰痛・坐骨神経痛」
「また季節の変わり目が来たら痛みがぶり返す」そんな方は、根本的な原因を明らかにして対処することが大切です。
坐骨神経痛や腰痛は放っておいても自然に治ることは少なく、早期の整形外科的評価と治療が症状の軽減につながります。
痛みを我慢せず、今のうちに体の状態を見直しましょう。
■ ご予約・ご相談はこちらから
「毎年この時期になると腰が痛くなる」
「脚のしびれやだるさが強くなってきた」──
それは坐骨神経痛や腰の神経圧迫が関係しているかもしれません。
■ 整形外科では、画像検査と専門的評価を行い、痛みに対する内服・注射・リハビリを組み合わせて、日常生活をラクにするお手伝いをしています。
■ 気温が下がる前に、痛みのケアを始めてみませんか?