「最近、足の裏がチクチク痛い」
「雨が続いて歩く機会が減ったせいか、足がこわばる」──
それは、足底腱膜炎をはじめとする足部トラブルが“動かないことで表面化”しているサインかもしれません。
特に梅雨時期は、歩行量の減少・運動不足・足部の血行不良が重なり、足裏の筋膜や関節に負担が集中しやすくなります。
整形外科では、画像診断や歩行評価に基づいた適切な治療とセルフケア指導が可能です。
■ 足底腱膜炎とは?
足裏のアーチを支える「足底腱膜」に炎症が起き、かかとや土踏まずに痛みが出る疾患です。
歩きはじめの一歩や長時間立っていた後に痛みを感じるのが典型的。
■ なぜ“歩かないこと”が悪化の引き金に?
- 歩行量が減ると、足裏の筋肉や腱膜が硬くなる
- 筋力低下でアーチが崩れ、足裏に偏った負荷がかかる
- 自宅での“すり足歩き”や裸足生活が足底に過度な刺激を与えることも
「歩かないと痛みが出ないはず」と思われがちですが、実は“動かないことで痛みが増す”ケースもあるのです。
■ このような症状は注意サイン
- 朝起きて一歩目がズキッと痛む
- かかとの骨の前あたりを押すと痛い
- 雨続きのあと、久しぶりに歩いたら足裏がつらい
- 足裏がつっているような、つっぱる感じがある
- 土踏まずのあたりに「しこり感」「違和感」がある
■ 整形外科での診療内容
- 問診と足の触診、エコーやレントゲンによる評価
- 足底腱膜炎の有無、骨棘(こつきょく)の形成などの確認
- ストレッチやマッサージの指導、インソールの提案
- 痛みが強い場合は薬の処方・物理療法・装具の使用
- 歩き方や生活習慣の改善アドバイス
【雨続きで歩かなくなったら足裏が痛い…】それ、足底腱膜炎のサインかも|梅雨時期に増える足のトラブル
足底腱膜炎をはじめとする足のトラブルは、「歩きすぎ」だけでなく「歩かなすぎ」でも起こり得る問題です。
梅雨の間に足の状態が悪化してしまう前に、早めに整形外科での診断とケアを受けることが、症状の慢性化を防ぐカギになります。
■ ご予約・ご相談はこちらから
「雨であまり歩いていないのに、足裏が痛い」
「最近、朝の一歩目がつらくなった」──
それは足底腱膜炎や足部トラブルのサインかもしれません。
■ 整形外科では、足の状態を的確に評価し、インソール・ストレッチ・歩行指導で再発を防ぐケアをご提案します。
■ ちょっとした違和感でも、お早めにご相談ください。