「久しぶりに外出したら膝が痛くなった」
「砂利道や坂を歩いたあと、足首に違和感がある」──
それは夏のレジャーや旅行での運動量増加が引き起こす“関節の使いすぎ”や“軽い捻挫・炎症”の可能性があります。
特に普段より多く歩く・立つ・登る動作が増えるこの季節は、足首や膝に過度な負担がかかりやすく、
加齢や筋力低下・体重の影響も相まって、痛みが長引く原因に。
整形外科では、原因に応じた診断と、再発防止に向けた保存療法・運動指導が可能です。
■ なぜ夏に関節トラブルが増えるのか?
- 海や山、旅行での慣れない歩行や階段の昇降が増える
- ビーチサンダルやサンダルなど不安定な履き物での長時間歩行
- 暑さによる筋肉の疲労・脱水が原因で柔軟性が低下
- クーラーの効いた室内と外気との温度差による血流の乱れも悪化要因に
■ とくに注意が必要な人
- 普段は運動習慣が少ない方
- 膝・足首に変形や既往歴がある方
- サンダルや薄底の靴で長時間行動することが多い方
■ このような症状は要注意
- レジャー後、階段の下りで膝が痛む/曲げ伸ばしがつらい
- 足首をひねった後、軽く腫れている/動かすと違和感がある
- 歩きすぎた翌日から、膝や足首に重だるい痛みが出てきた
- 運動後、関節のまわりが熱を持っている感じがする
- 痛みが数日続き、徐々に強まってきている
■ 整形外科での主な対応
- レントゲン・エコーなどによる関節・靱帯・軟骨の評価
- 捻挫や関節炎・変形性関節症との鑑別診断
- 内服薬・湿布・装具による保存療法
- 足に合った靴やインソールの提案・フォームの見直し
- 症状の程度によってリハビリや再発予防の運動療法を併用
【旅行やレジャーの後に膝や足首が痛む…】それ、疲労や捻挫だけで済まない可能性も
「ちょっと遊びすぎたかな」「休めば治るだろう」では済まされないのが関節の痛み。
炎症や靭帯損傷、関節の変形などが隠れている可能性もあり、放置は禁物です。
旅行やレジャー後に違和感が続くときは、無理をせず整形外科で早めのチェックを。
快適な日常と次の外出を安心して楽しむためにも、今のうちに足元の健康を整えましょう。
■ ご予約・ご相談はこちらから
「旅行やレジャー後に膝や足首が痛む」
「いつもより歩いたあと、関節に違和感が残っている」──
それは使いすぎや捻挫による関節トラブルのサインかもしれません。
■ 整形外科では、痛みの原因をしっかり見極め、薬・リハビリ・装具などで早期改善をサポートします。
■ “レジャー疲れ”を放置せず、専門医の診察を受けて次の活動へ備えましょう。