「最近、腕がだるくて重い」「肩こりが続き、腕までしびれる」
──それは、“胸郭出口症候群”という神経や血管の圧迫が原因の症状かもしれません。
特に40〜60代の女性やデスクワーク・スマホ時間が長い方に増えており、早期の診断とリハビリによる改善が可能です。
整形外科では、神経の通り道の状態を確認し、的確な診断と保存療法を行います。
■ 胸郭出口症候群とは?
首の根元から腕にかけての神経や血管が、鎖骨周辺の筋肉や肋骨などに圧迫されて起こる障害です。
■ 原因となる要素
- 猫背や巻き肩などの不良姿勢
- 鎖骨周辺の筋肉(斜角筋・小胸筋)のこわばり
- 長時間のデスクワークやスマホ使用
- 重たいカバンをいつも同じ肩にかける習慣
- 女性に多い「なで肩」体型
■ このような症状がある方は要注意
- 肩〜腕〜手先にかけて「重だるさ」や「しびれ」
- 髪を結ぶ、洗濯物を干すなど腕を上げる動作で悪化
- 首や肩まわりが常に凝っている
- 物を落としやすい/握力が低下してきた
- スマホやパソコンの使用後に症状が強まる
■ 整形外科での主な対応
- 問診と身体診察(徒手テスト)による評価
- 頸椎や鎖骨周辺のレントゲン、必要に応じてMRI
- 神経圧迫や血流低下の有無を確認
- 肩甲骨まわりのストレッチ・リハビリによる保存療法
- 症状が強い場合には薬や神経ブロック注射を検討
【肩や腕が重だるい・しびれる…】それ、胸郭出口症候群かもしれません
胸郭出口症候群は、肩こりや腕のだるさに隠れて見逃されやすい疾患ですが、日常生活に支障をきたす前に治療することが重要です。
「更年期のせいかな」「疲れがたまってるだけ」と思わず、気になる症状があれば整形外科で一度チェックを受けてみましょう。
■ ご予約・ご相談はこちらから
「肩から腕にかけてだるく、しびれる感じがする」
「腕を上げると疲れる・手が冷える気がする」──
それは胸郭出口症候群のサインかもしれません。
■ 整形外科では、症状の原因を的確に見極め、ストレッチ・リハビリ・薬の併用によって改善をサポートします。
■ 我慢せず、早めの相談で快適な生活を取り戻しましょう。