「パンプスを履くと足の前のほうが痛い」
「最近、足の幅が広がってきた気がする」──
それは**“開帳足(かいちょうそく)”による前足部の痛み**かもしれません。
特に40〜60代の女性に多く、足のアーチ構造の崩れが原因で、足の指の付け根に痛みやしびれが起こることがあります。
整形外科では、足の状態を正確に評価し、インソールや靴選びのサポート、リハビリによる改善が可能です。
■ 開帳足とは?
足には本来、縦と横の2つのアーチがあります。
「開帳足」とは、横アーチ(足指の付け根を横断するアーチ)が崩れて広がってしまった状態を指します。
このアーチが崩れると以下のような影響が出ます。
- 足の横幅が広がるため、靴が合わなくなる
- 第2〜4中足骨(足の指の付け根)に体重がかかり痛みが出る
- 歩行時の衝撃を吸収しにくくなり、足裏のタコやしびれ、モートン病などのリスクが高まる
■ このような症状は開帳足のサイン
- パンプスや先の細い靴を履くと前足部が痛む
- 足裏の指の付け根にタコ・ウオノメができやすい
- 足の幅が広がり、昔の靴が入らなくなった
- 第2〜4指の付け根がジンジンとしびれる
- 長時間歩くと足裏が痛くなる
■ 整形外科での主な対応
整形外科では以下のような診療・サポートが受けられます。
- 足のアーチの崩れを診察・足底圧測定やX線撮影による評価
- 足裏の負担を分散するための専用インソール(オーダーメイドも)
- 歩行指導・リハビリで足部の筋力・柔軟性を改善
- 適切な靴の選び方・ヒールの高さのアドバイス
- 必要に応じてタコ・しびれに対する薬や物理療法も実施
【足の指の付け根が痛い…】パンプスで悪化する開帳足のサインかも
開帳足は、ヒールやパンプス・加齢・筋力低下などが重なって起こりやすい足のトラブルです。
放置すると足の変形や慢性痛、外反母趾などにもつながります。
「なんとなく足が疲れる」「最近、前足部が痛い」そんな症状がある方は、整形外科で早めのケアをおすすめします。
■ ご予約・ご相談はこちらから
「パンプスを履くと足が痛い」
「足の幅が広がってきたような…」──
それは開帳足による前足部の負担が原因かもしれません。
■ 整形外科では、足のアーチを評価し、インソール・靴のアドバイス・リハビリによる改善をサポートします。
■ 我慢せず、早めのチェックで痛みを防ぎましょう。